中国の若者が商品を買う前にまず開くアプリは何でしょうか。
以前なら検索エンジンの百度(Baidu)でした。
しかし現在、多くの若者は「小紅書(RED)」で検索します。
コスメを探すときも、旅行先を決めるときも、カフェを探すときも、まず小紅書を見るのです。
そして興味深いことに、小紅書の利用者にはiPhoneユーザーが非常に多いと言われています。
なぜ中国では小紅書とiPhoneの相性がこれほど良いのでしょうか。
小紅書とは何か?
小紅書は中国を代表するライフスタイルSNSです。
日本で例えるなら、
- 口コミサイト
- 商品レビューサイト
を融合したようなサービスです。
ユーザーは写真や動画を投稿し、
- コスメ
- ファッション
- グルメ
- 旅行
- ガジェット
- インテリア
などの情報を共有しています。
近年では単なるSNSではなく、「中国版検索エンジン」としての役割も強まっています。
中国の若者はなぜ小紅書で検索するのか
中国では広告への警戒心が強まっています。
企業の宣伝よりも、「実際に使った人の感想」を重視する傾向があります。
例えば旅行先を探す場合でも、
検索エンジンで調べる
↓
小紅書で口コミを確認する
↓
実際の写真を見る
↓
購入や予約を決める
という流れが一般的です。
特に若年層では、「まず小紅書で検索」が新しい常識になりつつあります。
iPhoneユーザーと小紅書利用者は重なっている
小紅書の主力ユーザーは、
- 都市部在住
- 20〜30代
- 女性中心
- 消費意欲が高い
- SNS利用が活発
という特徴があります。
一方で中国のiPhoneユーザーも、
- 都市部
- 若年層
- 中間所得層以上
- ブランド志向
という傾向があります。
つまり両者のユーザー層が非常に近いのです。
これが小紅書とiPhoneが結びつく最大の理由です。
写真文化とiPhoneの相性が良い
小紅書は写真中心のSNSです。
投稿内容の多くは、
- 自撮り
- カフェ巡り
- 旅行写真
- ファッションコーデ
- 商品レビュー
です。
そのため写真品質が重要になります。
iPhoneは中国でも、
- 色味の自然さ
- 動画性能
- SNSとの相性
- 操作の簡単さ
で高く評価されています。
小紅書で映える写真を投稿したい人にとって、iPhoneは有力な選択肢なのです。
「打卡文化」とiPhone
中国には「打卡(ダーカー)」という文化があります。
これは、「有名スポットに行った証拠をSNSに投稿する」という行動です。
- 人気カフェ
- 話題の観光地
- 高級ホテル
- 新しいレストラン
などを訪れた際に写真を撮り、小紅書へ投稿します。
この文化では写真の見栄えが重要です。
そのためカメラ性能の高いiPhoneが支持されています。
小紅書は消費行動の入り口になっている
小紅書は単なるSNSではありません。
現在では巨大な消費プラットフォームになっています。
ユーザーは、
投稿を見る
↓
商品に興味を持つ
↓
口コミを確認する
↓
購入する
という行動を取ります。
つまり小紅書は、「見せるSNS」であると同時に「買わせるSNS」でもあるのです。
消費意欲が高いiPhoneユーザーとの相性が良いのは当然と言えるでしょう。
なぜHuaweiユーザーよりiPhoneユーザーが目立つのか
近年、中国ではHuaweiが急速にシェアを回復しています。
それでも小紅書ではiPhoneユーザーの存在感が大きいと言われます。
理由は利用目的です。
Huaweiは、
- ビジネス用途
- 愛国消費
- 通信性能重視
の支持が強い傾向があります。
一方でiPhoneは、
- 写真
- 動画
- SNS
- ライフスタイル発信
との親和性が高いのです。
小紅書が写真文化を中心とするSNSである以上、iPhoneユーザーが目立ちやすくなります。
小紅書ではiPhone関連投稿も人気
小紅書ではiPhoneそのものも人気コンテンツです。
例えば、
- iPhoneおすすめ設定
- カメラ撮影テクニック
- iPhoneケース紹介
- 壁紙共有
- 中古iPhoneレビュー
- iPhoneとHuawei比較
などの投稿が大量に存在します。
つまりiPhoneユーザーは、小紅書を見る人であると同時に小紅書を作る人でもあるのです。
スマホ利用実態に興味がある人向けサービス
中国のSNS文化やスマホ利用実態に興味がある人なら、スマホモニターサービスも面白い選択肢です。
専用アプリを導入し利用状況データの収集に協力することで、ポイントを受け取ることができます。
スマホ利用時間が長い人やiPhoneユーザー向け案件も多く、中国のスマホ社会を考える上でも興味深いサービスです。
まとめ
中国で小紅書がiPhoneユーザーに人気なのは偶然ではありません。
- 都市部の若者が多い
- 女性ユーザーが多い
- 写真文化との相性が良い
- 口コミ検索が主流
- 消費行動と結び付いている
- 打卡文化を支えている
という複数の理由があります。
中国では今や「検索する」ことと「小紅書を見る」ことがほぼ同じ意味になりつつあります。
そしてその中心にいるのが、多くのiPhoneユーザーなのです。

